コンセプトは大事
こんにちは(^O^)/美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
商品やサービスを販売する際に大切なのは、中身の成分とか、効能効果も大事なのですが、まず、考えなければいけないのは「コンセプト」です。
ただ、配合成分の特徴だけ、または、効果だけをアピールしてもお客様には届きません。
もっと大きな、いわば「企業の思い」をお客様に届けるつもりで考えるべきものが「コンセプト」です。
なぜ、「配合成分の特徴だけ」「効果だけ」ではダメなのか・・・というと、それだけだと、似たような競合他社商品との差別化が難しいからです。
このようなアドバイスをしますと、「ウチの商品は他の会社の商品とは全く違う!」とお怒りになる企業様が多くあるのですが、オリジナル新規成分を開発しない限り、商品説明の表記文言は法律で限られていますから、結局似たような商品ととらえられてしまうのです。
商品企画をする際に、考えるべきなのは、他社との差別化です。
たとえ、人気の競合他社商品と同じ内容成分の商品をつくったとしても、既存の競合商品より優れていないとお客様は購入してくれません。
競合他社商品と全く違う内容の商品であっても、お客様がその競合他社商品の使用をやめて、御社の新商品に切り替えるには、プラスアルファの魅力が必要です。
現在、市場には優秀な商品がたくさん存在しています。
優秀な商品があふれている市場で、お客様が納得して購入してくれる商品を作りだすのは難しいです。
それは中身・内容だけの問題ではなく、その中身・内容をわかりやすく説明ができるか・・・ということも大事。
そして、その商品の情報をお客様に届ける「告知力」も大事です。
商品内容を企画する段階では、ぜひ、市場調査をして、どういう商品が売れているのか、どうして売れているのか、その商品に勝つためには何が必要なのかを探ってみてください。
その上で、商品化するために社員全員と、OEMメーカーや広告代理店等の協力会社が共通な思いで進行していけるよう、「コンセプト」を設定してみてください。
コンセプトをつくらずにも商品化はできます。
世界中には処方ができる優秀なOEMメーカーがたくさんありますので、そこで商品をつくることはできます。
ただ、コンセプトをつくらずに製品化した際にパンフレットやホームページ、広告などの販促物をつくる際に悩むことになります。
その時になって、社内で検討すると一人ひとりが違う解釈をしていることに気づいたりします。゜
たとえば、UVカット商品のイメージ写真を選ぶ際に、どういうのを起用するかで商品コンセプトが左右されます。
似てはいますが、下記2種類はそれぞれ印象が変わってきます。
上の写真は日常紫外線のイメージですが、下の写真は自然やアウトドアでの紫外線のイメージですね。
コンセプトが明確になっていれば、どちらを起用すべきなのか、迷わずに決めることができます。
商品ができてからコンセプトをつくるとなると、その解釈のズレを修正する必要が出てきます。
できてしまった商品の中身を修正するのは難しいので、コンセプトで合わせることになりますが、それがけっこう手間がかかります。
ぜひ、修正することが多くなる前にコンセプトワークをしてみることをお勧めします。
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2016.4.26