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広報と広告は言葉が似ているせいか同じものと思われている方が少なくありません。クライアント(広告主)はマスコミのメディアで告知するためにそのスペースや時間に対し、広告掲載料を支払っています。そして、商品やキャンペーン情報など広告主が告知したい内容を一方的に発信します。
広報はマスコミが企業、官公庁、公共機関、NPOなどの組織や特定の個人などの情報を記事として掲載または放送します。第三者が記事として取り上げる内容に対し、消費者の信頼度は高くなります。クチコミ効果の一種と言えます。特に知名度の高い媒体が取り上げればなおさらです。それに際しての広告掲載料はありませんが、取り上げてほしい情報100%の露出はなかなか難しいのが現状です。それでも莫大な広告料を支払わなくても知名度が上がるのですから、利用しない手はありません。
雑誌の1Pあたりの広告掲載料がどれくらいかご存知ですか?雑誌によって違いますが、だいたい1P100〜200万円くらいかかります。その雑誌1Pの10分の1のスペースに商品掲載ができたら、10〜20万円の広告費と換算することができます。1ヶ月あたり10誌にそれぞれ10個の商品を掲載できれば、それだけで安くても1000万円、年間では1億2,000万円以上の広告費に換算することができます。
また、TVCM1本分15秒間の広告料がどれくらいかご存知ですか?時間帯や放送局にもよりますが、広告費換算するとたった15秒で約400万円します。TVパブリシティだとたった1分間くらいの露出で約1,200万円の広告効果に換算できます。
人間の脳に情報が伝達する率は言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%だと言われます。これを「メラビアンの法則」といいます。TVだと聴覚情報が38%と視覚情報が55%到達するのですから、どんな媒体より効果が高いわけです。
ビューティラボがある一ヶ月間に商品をマスコミ掲載した実績があります。1か月間裕に100件以上の掲載実績です。年間約1,200件にも上ります。まさに年間1億2,000万円の広告費に値します。
→マスコミ掲載
女性誌を例にあげれば、後ろのページにエステや美容整形などの広告がまとまって掲載されている場合が多いので、読者は後ろのページは見ないで飛ばしてしまうのです。ところが、特集記事に掲載されている場合は熟読される確率がダントツに高くなります。つまり、ユーザーの情報到達率が高くなるということです。そうなると、無料の広報記事(パブリシティ記事)に取り上げてもらった方がはるかに有利だということがわかります。
広告に数十億円もかけられる大手メーカーが広告とは別に広報活動を盛んにする所以がここにあります。大手は広告と広報をWで展開しているのです。広告にお金をかけられない中小企業は広報をもっと重要視するべきです。マスコミの記者は常により新しい情報を求めています。新しい情報が掲載されていれば、媒体の購買率や視聴率が上がるためです。
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