国際ビジネス
横浜情報文化センター「IDECビジネスフェスタ2013」へ行って来ました。
異文化コミュニケーター、国連ハビタット親善大使、シルク博物館名誉館長でもあるマリ・クリスティーヌ氏の講演会を聴講。
「世界の中の日本〜横浜の過去・現在・未来〜」をテーマに 開港以来、国際港湾都市として発展してきた横浜は、どのような未来を構築していくのか、国際社会における日本・横浜の役割は...という内容でしたが、
マリ・クリスティーヌさん、柔らかな口調ながら、外務省への批判バシバシの印象でした。
なぜ、日本がこんなに縮んでしまったのか?
・日本の大学が海外に出て行きたがらない。
・海外の大学も日本に来たがらない。
・若者も海外に行きたがらない。
・ビジネスストレスがたくさんある。
・日本に進出をしたい世界中の大金持ちを企業が自分の商売に引き込もうとしない。
・海外のお金持ちは自家用飛行機で日本に来たがるが、降りられる空港が地方に若干しかない。
・フランス語ができるタクシーの運転手を探してもいない。
・英語ができるタクシー運転手は日当1日5万円、3日間チャーターで15万円になる・・・のに、英語を勉強しようというタクシー運転手はほとんどいない。
・自家用ヨットを発注しても、日本の造船メーカーはタンカーなら作るがヨットはつくらないといって断る。1隻100億〜150億円になるのに・・・☆
・ドバイでは日本食の食材が人気だが、現地スーパーで売っているのはカリフォルニア産などで日本産はない。
・経済産業省には日本製品を輸出する際に国が日本製品を保証するリファンド ギャランティ制度がない。
(海外企業が支払いをしなかった場合、日本メーカーに代金を支払う制度はある)
などなど・・・
私も知らなかったことが多かったですが、真剣に海外とわたり合っていく気が政府にはないと暗に批判しているようでした。
確かにね・・・私の若い頃は皆海外に目が向いていたと思います。
私も海外で仕事を探すつもりでカリフォルニア パサディナにある大学に行ったのに、それすら忘れて日本で生活しています。
娘も「横浜国際女学院」という名前がついている、生徒半数以上が海外留学する国際交流が盛んな高校に行ったのに、国際感覚なしで英語嫌い。
若者にグローバル感覚を持てと一方的に強要しても、大人が海外交流のメリットを伝えなければ、また、海外との法の壁が厚ければ、その気にはならない。
ほんとうに考えさせられました。
ビューティラボ設立当初から海外メーカーの経営支援をしていますが、いろんな壁にぶち当たっているのも事実。
弊社が過去に携わった国際的ビジネスは海外メーカーが日本市場を狙ったもの。
今後は日本の狭い市場から、もっと広い市場へ進出したいという日本メーカーの経営支援をしたい、できればいいなと思います。
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