今日から春節ですね!
こんにちは(^O^)/美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
今日から中国の旧正月でかなりの中国観光客が来日しているらしいです。
「爆買い」が今年も期待されますが、美容業界では化粧品、エステ、美容整形がその対象ですね。
特に「化粧品」が売れるので、有名ブランドのメーカーさんは、これを目的に生産数をアップ、十分な在庫を準備して待っているのではないでしょうか。
先般も資生堂さんが27年ぶりにおよそ400億円を投じて、新たな工場を設けるというニュースが流れました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160203/k10010395641000.html
景気の良い話です。
海外、特にアジア圏では、日本の化粧品の人気が高く、引っ張りだこになっていますよね。
これ、日本製だから、引っ張りだこなんじゃありませんよ。
ブランド力のある「資生堂さん」だから、引っ張りだこなんです。
弊社にも中国の商社の日本法人から「中国へ輸出したい化粧品を紹介して」という依頼をよく受けます。
この3年間で、5社くらいありました。
弊社のクライアント様にお声をかけて、中国商社へ提案しましたが、取引成立は、なかなか難しいです。
弊社のクライアント様のだいたい95%くらいが販路でお悩みです。
中国という販路が広がれば、売上の拡大が見込めますので、両手を挙げて、エントリーするわけです。
ところが、見本とパンフレットを一式送っても、返事もないときもしばしば。
結局、中国商社がほしいのは、日本の有名ブランドであって、日本国内で売れていない=知名度が低いブランドには見向きもしないのではないでしょうか?
商社さんに聞いたら、成約率は商談数の10%くらいだとか!
何でも商談をすれば取引が成立するかというと、ビジネスだから、そう甘くないのも事実。
そのあたり、ご納得の上で、中国輸出するかどうかを判断してほしいですね。
中国に日本の化粧品を輸入するためには関税が平均、商品価格の50%かかるといわれます。
だから、中国商社は仕入れ値を低く抑えたいわけですが、なんと、単価2000円未満の商品は税金がかからないって知ってます?
そのせいか、「2,000円未満の商品を紹介してください」といわれることが多いです。2,000円未満の商品を作れれば、国内でよく売れるので、めんどうな中国への輸出なんて考えたくない会社さんが多いようです。
輸出にかかる送料は日本メーカー負担ですから。
また、送料が負担なら、その分を転嫁して、単価3,000円にしようと考える企業さんもありますが、3,000円を超えるととたんに難しくなりますね。
日本国内でも同じです。
5,000円を超える商品は、特別な効果やインパクトがないと難しいです。
価格が高ければ効果も高いと思われるだろう・・・と安易な値付けをするのは避けてくださいね。
原価が高くて、販売価格が高くなるのはわかりますが、お客様が納得できる理由のある商品じゃないと難しいです。
第33回広報勉強会「メディアリストの作り方・探し方」
日時:2月17日(水) 18:30〜20:30 (受け付け開始は18:15)
場所:東京体育館 第4会議室
募集人数:10名様(残席3名様)
お申込み〆切り:2月15日(月)
参加希望が定員になりましたら、事前に〆切らせていただきます。
詳細・お申し込みは↓
https://www.beauty-labo.jp/article/14807034.html
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2016.2.8