(株)富士経済(東京都中央区)は、化粧品市場調査の第1弾としてスキンケアとフレグランスの市場調査結果を発表した。
調査によると2009年のスキンケア市場は、前年比2.1%減の9,721億円となった。2010年度も9,627億円(前年比99.0%)と若干の落ち込みを見込んでいる。同フレグランス(並行輸入品は除く)市場は323億円(前年比92.3%)、2010年見込は310億円(前年比96.0%)。
スキンケア市場で2009年にプラスとなったのは9品目中、洗顔料とモイスチャーの2品目のみ。洗顔料は、悠香「茶のしずく」を筆頭に通販ブランドの急伸が牽引した。
モイスチャーは、1本で化粧水・乳液・美容液などの複数の機能を謳った“マルチパーパスアイテム”が、シンプルケアを望む層に加え、使用アイテム数を減らし節約したい消費者の需要も取り込み、実績を伸ばした。
同社では、今後ヘアケア・ヘアメイクとメンズコスメテイックスやメイクアップ、ボディケアの市場調査結果も順次発表していく。
http://www.kenko-media.com/diet_beauty/005484.html
美容事業のご相談は美容事業経営コンサルタント ビューティラボへ
経営コンサルタント探しの経営堂へ
Twitterは@beautylabojp
2010.7.18