東日本大震災の被災地の東北地方について気象庁は、
16日以降、日中でも1月下旬から2月上旬の
真冬並みの冷え込みとなるとして、警戒を呼びかけています。

避難所での食料や燃料不足が指摘されるなか、
登山医学の専門家でつくる日本登山医学会は
被災者が低体温症にかかる危険性が高いとして、
低体温症の予防法などを分かりやすく解説したブログを開設、
注意を呼びかけています。
下記に転載いたします。

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日本登山医学会に所属する救急救命専門医・
国際山岳認定医より被災地の方へ向けた
低体温対策の情報が発信されています。

2005年に発生したパキスタン地震では、
避難している方々の多くが低体温症により死亡しました。
15日から気温も下がるので、
早めに対策と準備をしてください。
室内にいても低体温症になる可能性もあります。


一般の人向け <避難場所での低体温症対策>
屋外に退避して救助を待っている方々、
避難所でも十分な暖房がなく寒冷環境にいらっしゃる方へ、
低体温症にならないために、以下のような点に注意することをお勧めします。

○なぜ低体温症になるのか?
・ 低体温症は、体の外に奪われる熱と自分で産生する熱のバランスで、
奪われる熱が多いときに体温が維持できずに起こります。
従って、それほど寒くない環境でも、
栄養が足りなかったりすれば起こりますし、
特に、お年寄りや小児などでは、起こしやすいので注意が必要です。

○低体温症になりやすい人・なりやすい状態
・お年寄り、小児
・栄養不足や疲労
・水分不足 
・糖尿病、脳梗塞など神経の病気がある人
・怪我をしている人

○低体温症に気づくには?
手足が冷たくなったり、寒くて震えます。
体の中心の温度が35℃まで下がると低体温症ですが、
震えは中心の温度が37℃から始まり、
体に警告サインを出します。ここでのんびりしていると、
本当に低体温症になります。震えがあるのは、
熱を上げるエネルギーが残っている証拠です。
ここで改善するのが一番安全で、早道です。

○低体温症の対応が遅れるわけは?
初期の低体温症は、心臓発作のように緊急性が高くないので、
もう少し・・と言ううちに、気づくと悪化してしまいます。

○体温測定は?
一般の体温計で体温を測っても低体温症の診断にはなりません。
低体温症の体温は個人差がありますので、
測定する必要はかならずしもありません。
とにかく、震えがあるか、意識がしっかりしているか、を確認して下さい。

○震えが始まったら何をすればいいのか?

1。隔離  
冷たいものからの接触をさけます。
地面に敷物をしたり、風を除けたり、濡れた衣服は脱いで下さい。
着替えが無くても、濡れたものは脱いで、毛布などにくるまって下さい。

2。カロリー補給  
何よりカロリーで、体温を上げるエネルギーを補給することが大切です。

3。水分補給  
体温が下がると利尿作用が働いたり、体内の水分バランスが変化し、
脱水になります。
温かくなくてもいいですので、水分をとります。
温かければ、さらに理想ですが、まずは水分補給です。

4。保温・加温  
体温を奪われないために、なるべく厚着をして下さい。
顔面・頚部・頭部からも熱の放散が大きいので、
帽子やマフラーなどで保温して下さい。
毛布などにくるまる場合は、
一人でくるまるより2−3人でくるまった方が暖かいです。
特に、老人や小児など弱い人には、
元気な人が寄り添って一緒に包まれると保温効果があります。
屋外場合は、これ以上濡れないように、
湿気から隔離できる衣服やビニール素材などがあれば、くるまって下さい。
震えがある段階では、どんな温め方をしても大丈夫です。

○悪化のサインは?
震えがなくても低体温症になっていることもあります。
見当識障害(つじつまの合わないことを言う)、ふらつくなども、
重症な低体温症の症状です。
また、震えていた人が暖まらないまま震えがなくなって来るのは
重症になっている証拠です。

○震えがなくなったり、意識がもうろうとしてきたら?
緊急事態です。震えが止まってしまった低体温症は自分での回復はできません。
また、急速に悪化します。至急病院へ。
できるだけ丁寧に扱って下さい。
乱暴に扱うと、心臓が停止しかかることがあります。
病院搬送が難しい場合は、丁寧に扱いながら、保温につとめてください。

この場合の保温は、
1)上記の保温・温かい飲み物の摂取(むせないことを確認)を徹底する。
2)ペットボトルなどに、お風呂の温度程度のお湯を入れて湯たんぽを作り、
脇の下・股の付け根・首の回りに当てる
(42℃を超えた湯たんぽは、長時間当てるとやけどをするので注意)


詳細はここ↓
http://jsmmed-tozanigaku.sblo.jp/article/43830745.html

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2011.3.15

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