今頃なんですが、「FREE」を読み終わりました。
「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」
クリス・アンダーソンの著書です。
下記内容はAmazonからの転記です。


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「世界的ベストセラー『ロングテール』の著者が描く21世紀の経済モデル」

「〈フリーミアム〉という新しいビジネスモデルを提唱し、ビット世界の無料経済に正面から取り組んだニューヨーク・タイムズ・ベストセラー」

なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?
なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?

あなたがどの業界にいようとも、〈無料〉との競争が待っている。
それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。
そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得る
このフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか?

●無料のルール
1.デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる
2.アトムも無料になりたがるが、力強い足取りではない
3.フリーは止まらない
4.フリーからもお金儲けはできる
5.市場を再評価する
6.ゼロにする
7.遅かれ早かれフリーと競いあうことになる
8.ムダを受け入れよう
9.フリーは別のものの価値を高める
10.稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう

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リアルで商売している方、
中小企業の方、
フリーでサービスするのはお勧めしません



この「無料で提供する」というやり方は決して「新戦略」ではなく、
美容事業では何十年も前から実施している手法です。
化粧品や健康食品の無料サンプルをもらったことのある方は
大勢いらっしゃると思います。

そのサンプルをもらって、その商品を買った人は多くないはずです。
無料サンプルから本品購入につながるのは良くて5%と言われます。
俗に言う「サンプル生活者」という人たちも存在します。
化粧品は買わずにもらったサンプルを日常使う人のことです。

たくさん利益が出ている会社が無料サンプルを配るのは
経営に支障は出ないでしょうが、
利益も出ていない会社が見込み客数パーセントのために
無駄な出費を出すのは、余計に経営を圧迫します。

たとえば、
ローションのラミネートサンプルを1個10円でつくるとします。
ラミネートはフィルムをロールで買うために
生産数が数十万個になることもあります。

仮に10万個作ったとしましょうか・・・
サンプル10万個で100万円かかりますね。

それを店頭で配ってもらうのにはお金はかかりませんが、
WEBで「サンプル差し上げます」なんてランディングページを作成したら、
大勢の人が請求してきます。
そのために広告なんて打ったら、その数は膨大になります。

仮に10万人から請求が来たとします。
その10万人に対して、送る送料は1個あたり80円ですから、
送料合計で800万円かかります。

そのサンプルにチラシを同梱したら、
チラシの制作費が1枚10円(コピー)としたら、ここでも100万円。


社内にスタッフがいなかったら、アルバイトの人件費がかかりますね。
また、アッセンブリーをアウトソーシングしたら、
梱包手数料1個につき50円として、500万円

総計で1500万円かかることになります。

そして、その商品はいくつ売ったら、1500万円になるのか・・・
1個3000円の商品なら5000個、
1個1000円の商品なら15000個です。
商品を売るのは並大抵ではありません。

サンプルだけで売れたとしても、利益にはまだなっていません。
無料サンプル配布をご検討中のオーナー様
よーく利益計算してから、実施してくださいね。

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2011.9.14

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