販路の特長を把握していますか?
こんにちは(^O^)/
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
先月、立て続けにチャネル開拓のご相談がありました。
1件目が「チャネルの紹介をしてください」で、商品はもうすでに生産が終っていました。
商品を見せてもらったら、ご希望のチャネルでの、競合商品との差別化がなく、採用されるのは難しいモノでした。
企業オーナー様と商品企画担当様にお話しを伺いましたら、その差別化もよくご理解いただけない様子。
価格が他より安いとか、商品の性能が他社より優れていれば、問題なく売れるのですが・・・
まず、パッケージが違うチャネル向けで、ご希望のチャネルでは売れないパッケージでした。
この場合、ある簡単な販促物をつけ足せば、導入は難しくはありません。
2件目は「デパートで、〇〇という小売店チェーンに導入したい」でした。
残念ながら、デパートの売り場で、ご希望の〇〇チェーンはありません。
つまり、デパートのバイヤーに商談しても、そのバイヤーには〇〇チェーンに導入する立場ではありませんし、
〇〇チェーンバイヤーに商談しても、デパートには導入できません。
もう一度、導入先チャネルを研究する必要があります。
商品企画も販促もパッケージデザインも、そのチャネルで売れるモノにしなければ、どんなに中身が良くても売れません。
同じ店頭販売でも、ドラッグストアとバラエティショップとでは、売れるポイントが違います。
商品を作る前に、ぜひ、市場調査をして研究してくださいね。
第70回広報勉強会「ニュースリリース配信のプロセス」
日時:3月26日(火)18:30〜20:30
会場:きゅりあん(大井町)
申込締切 3月25日(月) 残席8名様
https://www.beauty-labo.jp/article/16082576.html