74回目の終戦記念日
こんにちは(^O^)/
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
大型の台風10号が日本を縦断中ですが、四国・九州地区の方、周辺の方、ご無事でしょうか?
台風も気になりますが、今日は74回目の終戦記念日です。
私自身、もちろん、戦後生まれなので、戦争を知りません。
東京生まれで東京育ちの母は、私が幼いころ、戦争当時のことをよく話してくれました。
「そんな悲惨な話、聞きたくもないのに・・・」内心ではそのように思っていました。
でも、そのような話を知っている人は少ないって、最近になって気づきました。
戦時中って、こんなんだったらしいよ・・・てなことを今日は少しお話ししたいと思います。
母の母(祖母)は戦時中の栄養不足からの病気で亡くなっています。
当時10才だった母は病気の祖母の代わりに、祖母の着物を持って、千葉県の田舎の農家の家まで、電車に乗って農作物を買いに行ったそうです。
着物1着が卵一つと交換だったとのこと・・・すごい交換レートですよね☆
今の物価に換算すると、着物1着30万円が20円の価値・・・ということですよね?
いくら需要と供給のバランスがあると言っても、すごい暴利です。
着道楽の祖母の100着くらいあった着物は次々と食べ物に代わって行ったそうです。
そして、母自身が栃木県の塩原の温泉旅館に小学校で集団疎開し、その旅館では、とてもよくしてくださったこと。
その後、母の父(祖父)の実家が山形だったので、塩原よりマシだろうと、山形に疎開して、そこで、親戚から「東京の疎開」となじられ、いじめられたこと・・・
「そんなにいじめられるなら、東京へ帰って死んだほうがよっぽどいい」そのように思って、東京に一人で帰ってしまったこと。
長男だった祖父を追い出して家督を継げなくしたような親戚なので、期待する方が間違いだと思いますが。
また、夫の母は私の母と同い年なのですが、静岡育ちで、今だに
「焼夷弾が花火のようにきれいだった。
東京の人はあんなにきれいな花火がたくさん見られてうらやましかった」
などと、焼夷弾で戦死した人、遺族の神経を逆なでするような発言を堂々とします。
この体験から、母は今でも、田舎の人、農家の人が嫌いです。
田舎の人、農家の人全てがイヤな人とは限らないのに、まさに「三つ子の魂百まで」ですよね。
同じ日本人でも、戦争を経験している人でも、その体験の相違から、違う感情を持つんですね!
戦争中、困っている人から、お金をとれるだけとってやろうと思っている人が日本にもたくさんいたこと・・・これもあまり知られていないとは思います。
どちらも戦争の被害者としては、同じなんですが、同じ日本人なのに、憎んだり、憎まれたりが悲しいですね。
戦争を体験していない人は、戦争は他人事のように思っているかもしれません。
戦争体験者から見たら、私もその一人と思われているのではないかな。
昨今の日本政府の動向から、いつ法律が変わって、戦争をする匡になってもおかしくない雰囲気です。
戦争体験者でなくても、戦争体験者2世として、私の次の世代に伝えていきたいと思います。
広報のノウハウを指導する立場としても。
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2019.8.15