1日に、ビニール袋いっぱいのぎんなん(銀杏)を拾いました。 風が強い日でしたので、駐車場に車
を停めていて、車の屋根にゴンゴン音がするので、
何かなぁ〜・・・と思ったら、コレでした。
私、銀杏は大好きですので、あの臭さをモノともせず、娘が買い物をしているほんの10分くらいの間に集めてしまいました。車の中やキッチンは、すさまじい香り漂う空間に・・・そりゃあもう、家族からは「臭い ! 」ってブーイング
そんなに文句言うんなら、食べなくてもいいよって感じ
食べるのは好きなくせに〜
帰ってすぐに果肉を落として水洗いして乾かしたのがコレです。
けっこうたくさんあります。

ぎんなん(銀杏)にはでんぷん、ビタミンB、C、βーカロテンなど栄養が比較的多い果実です。
ビタミンAは摂取しすぎると「ビタミンA過剰症」となり、下痢や嘔吐を引き起こしてしまいますが、ぎんなんにはβーカロテンという、必要に応じてビタミンAに変わる物質が含まれており、過剰摂取にはなりません。 βーカロテンは活性酸素の働きを抑え、老化防止につながり、肌荒れやにきびにも効果があるとされています。うれしい効果ですね
注意したいのが、ぎんなんには、メチルビリドキシンという、神経に働くビタミンB6の作用を妨げる中毒物質が含まれています。 この毒素が体内に入ると、けいれんなどの中毒が起きることがあります。
大人は肝臓にメチルビリドキシンを解毒する酵素を持っていますが、幼児は解毒能力が発達していないため中毒になりやすく、時には死に至ることもあります。 食べる量は、大人なら10粒程度、子供なら3〜4粒程度にしておいたほうがいいかもしれません。また、ギンコール酸などを含み、漆などのようにかぶれなどの皮膚炎を引き起こします。その一方で喘息等の症状に対する鎮咳去痰作用など薬草としての効力もあります。
イチョウの葉エキスには、下記のような、さまざまな有効性が報告されています。
●認知症の改善
●記憶改善
●脳機能障害の改善
●末梢循環障害の改善
まさにアンチエイジング効果ですね
ドイツでは、フラボノイド22〜27%、テルペノイド5〜7%(ビロバライド2.6〜3.2%、ギンコライドA,B,C2.8〜3.4%)、ギンコール酸5ppm以下の規格を満たすイチョウ葉エキスが医薬品として認証されています。日本においても(財)日本健康・栄養食品協会が同様の基準を設けていますが、同協会の認証を受けていない商品についてはそういった基準はありません。イチョウ葉は日本からドイツやフランスへ輸出されているんですね
イチョウ葉エキスには血液の抗凝固促進作用があり、アスピリンなど抗凝固作用を持つ薬との併用には注意を要します。インスリン分泌にも影響を及ぼすため、糖尿病患者の方が摂取する場合はお医者様とご相談くださいね。
日本では、イチョウは医薬品として認可されておらず、食品であるため効能を謳うことは出来ません。しかし、消費者に対し過大な期待を抱かせたり、薬事法で問題となるような広告も散見されます。ホンモノを見極める必要がありますね