昨日から12月・・・今年もあと一カ月足らずで終わりですね。
某業界誌様から今年の1月〜9月までの化粧品業界のマーケティングデータを入手
以下にその一部を掲載しますね。
<化粧品市況>
9月の化粧品で好調だったのは
前年比249.7%のセットローション、
161.3%のひげそり用・浴用化粧品、
134.2%のその他の皮膚用、
114.0%の染毛料、
106.2%の日やけ止め及び日やけ化粧品、
105.2%の男性皮膚用でした。
セットローションは資生堂フォグバー効果が大きかったようです。
「フォグバー」は、髪を固めずにまとめる、全く新しいジャンルの霧状スタイリング剤。
いままでの“作りこんだヘアスタイル”から、
いまは、毛流れを生かした“さりげないヘアスタイル”が旬。
フォグバーは、髪一本一本をコートして、髪同士がくっつかないようにまとめ、
スタイルが崩れても簡単に再整髪させることができます。
女性用が苦戦して、男性用が伸びていますね。
ただ、圧倒的に女性用の商品の構成比率が高いので、
男性用が少し伸びたとしても、焼け石に水かもしれません。
生産が追い付かず、新工場設立を検討中で、
最高益更新したメーカーさんの話も耳にしていますが、
化粧品業界全体の対前年比は91.2%。
不況に強い業界と言われても厳しい状況がうかがえます