昨日は書道の毛筆について思うところを書きましたが、
よく考えると、化粧筆についても同様のことが言えます。
筆や刷毛の選び方により、化粧仕上がりに差が出るのです。
化粧筆は様々な用途別に品ぞろえがあります。
化粧用でよく知られているのは、アイシャドーやチークブラッシュ用、紅筆ですね。
アイシャドーやチークのパレットにブラシがついているものが多いですが、
プロのメイクアップアーティストのメイク仕上がりが違うのは、
化粧品に付属のブラシを使わずに、
それぞれ、用途別のブラシを使っているからです。
パレットにブラシが入っていると化粧直しの際、
持ち歩きには便利です。
でも、メイクの仕上げをきれいにしたいなら、
ちゃんとしたブラシを使用すべきなんですね。
1本1万円以上するものもたくさんありますので、
化粧品よりも高価かもしれません。
ただし、柄が長いので、持ち歩きにはちょっと不便ですね。
毛の種類も様々ありまして、
山羊、リス、イタチ、馬、合成繊維等
その用途別に選ぶといいと思います。
合成繊維は粉の含みはよくないのでリキッドに適しています。
動物毛はとれた部位でも性質が異なりますので、
アイシャドー用、チーク用、フェイス用と選ぶとよいでしょう。
ファンデーションもスポンジと化粧用ブラシでは
仕上がりが違います。
ブラシ専門店で買う前にお試し使用することをお勧めします。
日本のブラシメーカーは高度な技術を持っていて、
多くの海外の有名ブランドメーカーも採用しています。
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2011.6.20