フランスの風景画家ユベール・ロベールの展覧会に行きました。
場所は国立西洋美術館
ユベール・ロベールは日本公開初らしいです。
「廃墟のロベール」の名声があるそうですが、
古代建築物の遺跡と市民の生活風景の融合が
時の流れを感じさせます。
過去に勢いのあったものが時代の移り変わりで衰退して、
新しいものが隆盛する・・・
現在にも言えると思います。
過去25年超の美容業界を見ていて、
老舗と言われる会社で、
今も売上を伸ばし続けているところはとてもすばらしいです。
老舗の会社が、
過去のマスマーケティングから
新しいやり方に移行を試みて、
できない。
会社に歴史なり伝統があるから、
そのプライドが捨てられない。
過去のやり方に執着して
新しいことに挑戦できない。
そして、この10年くらいで
古い伝統やヘンなプライドも持たない新規参入企業に
売上でいつの間にか負けている。
思い浮かべると
勝ち組には
「D○C」とか
「ファ○ケル」とか
いろいろあるでしょう
そんな様子とこの絵画が
オーバーラップして見えました。
表面上では静かで穏やかで懐古調な風景画ですが、
なんとなく、もの哀しく感じます。
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2012.3.19