5年前と比べると、
販売チャネルの環境が大きく変わってきています。
インターネット販売がカタログ通販の売上より大きくなりました。
それは優秀な通販システムが出回って、
零細企業でも、
CRMが簡単にできるようになったからです。
中小企業が大手企業を
上回る売上をたたき出している事例もあります。
大手さんは多種の部署の意見を調整して進めるので、
話をまとめるのに時間がかかります。
小規模の会社なら、すぐに合意が取れて、
実行もフットワーク軽く、早いです。
大手さんが会議をやっている間に
2歩も3歩も先を行ってしまいます。
また、
予算があるからと
一ヶ月の使用料金1万円程度のシステムは信用できないと
大規模なシステムを組み込んで
かえって、動きずらくなっています。
そして、
いつまで経っても
システムの初期費用をちっともペイできずに
運用ができない状態に陥りがちです。
小さな企業は自分で動かさないと進まないので、
必死に使いこなしますが、
大手さんは外部や専門部署にまかせっきりで、
自分たちの頭で考えようとしない傾向があります。
資産はあるのに
もったいないなぁ〜と思います。
これは自分が大手にいた時にやっていたことなので、
よくわかります。
大手さんの戦う相手は
競合他社ではなく、
内部である場合が多いです。
最近、
現場の担当さんに
社外のメンバーとして
定期的にプロジェクトに参加してほしい
という依頼がありました。
現場の一般的な意見を
経営側に説得するために
間に入って意見調整してほしい
という要望。
確かに老舗では
社内現場スタッフの意見は
通りにくいのかもしれません。
上の立場の人の意見で物事の全てが進んでいく・・・
たとえ、その方が新しいシステムの知識がなくっても。
社外の目でチェックや気づきを吸い上げる仕組みが
突破口として望まれているのだと思います。
私はコンサルタントとしてだけではなく、
そのような社外スタッフという立場で
経営支援させていだくのは
少しも抵抗を感じません。
知識を活用していただければ、光栄です。
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2012.9.15