キンモクセイが香る季節になりました。
本格的な秋の到来ということでしょうか?

我が家の近所には、
キンモクセイを垣根にするお宅が多いです。
お隣さんにも大きな木があります。

かつてトイレの芳香剤といえば、
キンモクセイの香りが当たり前でした。
ところが今、
スーパーやドラッグストアの芳香剤売り場には、
キンモクセイはありません。
むかし、汲み取り式のトイレが多かった時代には
トイレの近くにキンモクセイを植える家庭も多かったのだとか。
このキンモクセイの「天下」は、
70年代初頭に始まり、
90年代前半まで主流でした。
つい十数年前ですよね。
ところが、
キンモクセイにトイレの香りのイメージが定着しすぎて、
反射的にトイレをイメージしてしまうようになったのが、
なくなった理由です。
また、
ニオイのモトを化学的に解明できるようになったことで、
ニオイ分解の消臭技術が発達したことも
ひとつの要因ですね。
このように一昔前は全盛で
あって当たり前だったものが
数年するとすたれてしまうことはよくあることです。
昔の固定観念のままで事業をしても
ヒットしません。
どんな事業においても
そのようなことのないように、
常に流行を意識して
商品開発すべきですね。
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2012.10.16