
こんにちは!
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
初めて購入した化粧品で、使用感に
違和感を感じることってありませんか?
たとえば、
「しっとりする」と表示しているのに
お肌につけてしばらくすると
カサカサと乾燥してしまうとか、
男性用ポマード(死語?)のような
ダンディーなオジ様感漂うニオイとか・・・
この場合、最初から最後まで
男性が企画して処方したものかもしれません。
化粧品会社の商品企画担当は
意外に今でも男性である場合が多いです。
私が最初に入社した
江戸時代から続く老舗化粧品会社も
研究所員は全員男性でした。
でも、男性が商品企画担当であることは
そんなに問題ではありません。
大事なのは、
女性の意見を取り入れることです。
中身の問題だけではありません。
使い勝手の良いパッケージ仕様なのか等の
デザインに対する女性の意見も
ヒット商品をつくる上で大事なことです。
以前、経営支援した化粧品会社様で
商品がフルラインナップあるのに、
乳液だけがないという通販企業様がありました。
お客様から「乳液を作ってほしい」という
要望が多数寄せられていたのに、
この企業様の社長は
「そんなベタベタしたものは要らない」と
決して、乳液を販売しようとしませんでした。
男性である社長ご自身にとってベタベタかもしれませんが、
女性は乾燥肌が多いので、乳液は必要アイテムなのです。
売れる可能性が高いと
作る前からわかっている商品をつくらないのは、
もったいないですよね~!
その企業様の化粧品ラインは
いつのまにか、姿を消していました。
商品企画に女性の声を反映させれば、
そんなことにはならなかったかもしれません。
頑張る事業者様、いつも応援しています(^^)/
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2022.11.25