
こんにちは!
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
私が約8年間アドバイザーとして登録している
某中小企業支援機関から販路開拓支援の相談がありました。
案件企業様はベンチャーで
大手化粧品会社開発部へサービスをアプローチしたいとのご要望。
そのサービスの詳細を確認すると
大手化粧品会社の開発部では採用しないだろう内容でした。
そのサービスを採用するだろう会社の業態を説明しましたが、
化粧品製造に関わったことがない人には
なかなか理解されにくいのです。
支援機関でさえ、こんな状態ですから、
化粧品業界の構造を知らない一般企業、
ましてやベンチャーでは
もっと理解できないかもしれませんね。
化粧品の製造会社にもいろいろな事業者があって、
化粧品をつくるための工程をすべて1社でやるところは
ほぼないのです。
つまり、分業で成り立っている業界なのです。
大手であっても、というか、大手こそ分業をしています。
たとえば、着物なども分業ですよね。
デザインする会社があって、
糸を製造する会社があって、
糸を染める会社があって、
糸から生地を織る会社があって、
刺繍をほどこす会社があって、
縫製する会社がある・・・
化粧品もそれと同じなんですよ。
原材料を作る会社があって、
中身を処方をする会社があって、
中身を製造する会社があって、
パッケージを製造する会社があって、
パッケージに中身を充填する会社があって、
販売会社があって、
問屋があって・・・というふうに。
化粧品製造に関するそのサービスが
どの会社でニーズがあるのかを見極めないと、
「ウチでは必要ではありません」と
断られてしまいます。
化粧品製造のどの段階で必要なのかを
アプローチ前に知っていれば、
そんな無駄なことはしませんよね?
アプローチ先=売り込み先が
わからないようでしたら、
弊社ビューティラボにご相談ください。
頑張る事業者様、いつも応援しています(^^)/
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2023.6.13