
こんにちは!
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。
「あきたこまちR」は、「あきたこまち」を品種改良して
土壌中からカドミウムを吸収する割合を減らした品種で、
秋田県が開発したそうです。
カドミウムは、長年体に取り込み続けると
腎臓の機能などに影響が出るため、
コメの産地では吸収する割合を減らす対策が
進められてきました。
中でも、鉱山が多い秋田県では、
イネの穂が出る時期には
県内のおよそ2割の水田で、
6週間ほど水を張ったままにして、
カドミウムを吸わないようにさせてきました。
「あきたこまちR」は
こうした手間のかかる作業をすることなく、
カドミウムの吸収を減らせると期待されています。
この「あきたこまちR」は、「あきたこまち」と
国が育成したカドミウムの吸収率が低い品種
「コシヒカリ環1号」と交配させたもので、
収穫量や味などは変わらないとしています。
この「あきたこまちR」が「危険だ」とする、
根拠のない情報が広がっているようです。
どうして「危険だ」とする主張が出てくるのか。
「あきたこまちR」は、
親にあたる「コシヒカリ環1号」が作られる際、
「コシヒカリ」の種子に
「イオンビーム」と呼ばれる放射線が1度照射されています。
この点をとらえて、危険だとか、「放射線育種米」とか
「遺伝子が破壊され、異常なたんぱく質が生まれる」
とかいった主張が出されていますが、
秋田県は安全性に問題はまったくないとしています。
一方で、「あきたこまちR」そのものには
放射線の照射は行われていないということです。
また、「コシヒカリ環1号」にも
放射性物質が残ることはなく、
安全性は確認されています。
詳しくはこちらをご参照ください。
「あきたこまちR」の表示問題を消費者庁へ要請する市民集会(6/14)があります。
「あきたこまちR」への転換が進められている
「あきたこまち」の表示について、
消費者庁に消費者が区別できる表示を要求して
意見交換を行なうそうです。
https://okseed.jp/news/radiation/entry-256.html
日時:2024年6月14日(金) 15:30〜16:30
場所:参議院議員会館 B102会議室(定員36名)/オンライン併用(定員500名)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/shisan.pdf
参加費:無料(要申込み)
申込み: https://forms.gle/8bEJDfYzKk8GQuuE6
呼びかけ団体:OKシードプロジェクト/日本有機農業研究会
連絡先:OKシードプロジェクト komachi@okseed.jp
何が正しいのでしょうか?
「危険だ」と主張している意見だけを聞くのではなく、
多方面からの視点で判断したいと思います。
頑張る事業者様、いつも応援しています(^^)/
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